たかきび(有機栽培種子もち種高黍)

たかきび(有機栽培種子もち種高黍)

別名「もろこし」、「高粱(コウリャン)」

食物繊維は白米の8倍以上、カリウムとマグネシウムが白米の4倍以上、鉄分などの栄養が豊富

炊飯した「たかきび」は、見た目牛ミンチにそっくりで、ひき肉のような弾力のある食感になり、お肉の代用にすると、脂やカロリーを減らしながら栄養価をアップし、ボリューム減らさずヘルシーで、グルテンフリーな料理になる。
米と炊くほか、ハンバーグやミートボール、ミートソース、ドライカレーやタコライス、粉にして団子づくりなどになどに使える。
若干のえぐみがある。

カリウムは心臓機能、筋肉機能を調整する効果、マグネシウムは心臓機能、筋肉機能を調整する効果があり、腸内環境を整えたり、ダイエット効果も期待できます。
漢方薬にも使われ、
血中の善玉コレステロール値を高める効果や、消火器系の働きを助ける効果、肺や呼吸器系の衰えから生じる咳やたんを止める効果があり、アトピー性皮膚炎の改善、動脈硬化、高血圧の予防にも効果があるといわれている。

■栽培方法
草丈2メートル以上に達し、根が深く高温、旱魃に強い。酸性土壌には弱い。
蒔きどき　5、6月
収穫期　8月下旬～10月下旬。
播種法　株間15～30cmに2、3粒ずつ点播、または条播し間引く。5～10日程度で発芽。
遅く6月に蒔くと草丈を抑えられる。
管理　初期成長が遅いので、雑草に紛れないよう早めに草取りをする。
株が30cm程度に伸びたら除草のため畝間を中耕し、成長すると2m以上になるので、除草・倒伏防止のため株が50cm程度でさらに中耕・土寄せをする。
成熟後の鳥害に注意する。
収穫　発芽後おおよそ110～120日頃、葉が充分黄色になった頃が収穫適期